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神原ロジスティクス 女性通関士の活躍促進を加速

2019年2月25日

[CSR] [調査・報告]

神原ロジスティクス 女性通関士の活躍促進を加速

討議の場で発表する神原ロジスティクス社員(左から3番目)

2019年2月8日~9日に東京で開催された第9回全国女性通関士会議に、神原ロジスティクス株式会社の通関課より社員2人が参加しました。
全国女性通関士会議は、一般社団法人日本通関業連合会※が2010年より開催し、女性通関士のさらなる活躍に向けた課題の抽出や改善策などを検討しています。今回の会議では、全国より約50人の女性通関士が参加し、長時間労働の是正など働き方の課題や、申告官署の自由化など実務に関する課題について討議しました。

当社では、通関士として活躍する社員10人のうち半数が女性で、事業の安定的な成長のために女性通関士の活躍促進を重視しています。2016年より、通関課の片岡由枝課長が、日本通関業連合会が発足した「女性通関士支援ワーキンググループ」に参加するほか、2012年より毎年、全国女性通関士会議に社員を派遣。業界の最新情報に触れるほか、他社とのネットワーク構築による実務の円滑化や社員のモチベーション向上を期待しています。さらに、広島県福山市に所在する同業他社6社の女性通関士14人と、独自に“福山女性通関士会”を発足。定期的に会合を開き、福山港を中心とした通関業務の課題や職場環境の整備について意見交換を行っています。片岡課長は、「女性のみならず男性を含めた働きやすい職場づくりを会社とともに実現し、後進の活躍を支えたい」と話します。

日本通関業連合会では、全国的な少子高齢化や働き手不足を背景に、通関士として活躍する人材の確保と育成、離職の低減を課題として捉え、なかでも結婚や出産などライフステージの変化によって離職するケースが多い女性通関士を対象にした活躍促進のための活動を行っています。全国女性通関士会議の開催のほか、2014年には、「女性通関士に対する支援策の検討」を事業化し、「女性通関士支援ワーキンググループ」を発足。女性通関士のネットワーク構築のほか、在宅勤務などの制度導入における課題や改善策を検討しています。

※通関業務に関する調査研究、規格統一、研修や広報のほか、関係官庁などとの連携を担う業界団体。

■神原ロジスティクス株式会社について
1978年設立の前身企業、常石ポートサービスより継承した物流事業を展開しています。海上輸送、通関、倉庫保管のほか、国内の陸上輸送など総合的な物流サービスを提供。倉庫から店舗へのジャストインタイム納入や、倉庫での検品や修理も担い、荷主企業の効率的な物流を支えています。さらに、NVOCC業者として、日本各地の港と中国・東南アジアを結び多様なサービスを組み合わせ、それぞれの顧客に最適な物流ソリューションを提供しています。
URL : https://www.kambara-logistics.com/
代表取締役 : 宮﨑 裕司
事業内容 : 通関業、倉庫業、貨物自動車運送業、貨物利用運送業、船舶代理店業
創業 : 1978年(昭和53年)
資本金 : 3,000万円
従業員 : 116人(2018年8月時点)
支店・事業所 : 阪神事務所
取扱貨物の実績 : アパレル、雑貨、造船資機材、各種機械装置

- 本件に関するお問い合わせ先 -
神原ロジスティクス株式会社 総務部
TEL:084-981-2180