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神原ロジスティクスは8月7日~10日、従業員総会中間報告会を動画配信で開催しました。
はじめに、宮﨑裕司社長より事業方針と中期経営計画の戦略目標の発表がありました。この発表の中で、特にNVOCC強化と倉庫事業強化のための業界分析と、マーケット中での神原ロジスティクスの立ち位置を説明し、「既存の倉庫事業強化と高収益力事業強化を成長戦略として高収益及び利益率向上を目指す」という目標を提示しました。今期の取り組みの具体的内容として、倉庫のスペースの拡大、全国54港を対象としたNVOCC或いは福山港以外でのフォワーディング業への更なる展開などを検討しているとの報告がありました。
続いて、従業員意識調査の結果を発表し、個人面談の機会を増やすことや、経営陣と従業員代表者による意見交換の場を設けることなどを継続課題と位置づけました。また、2026年までのロードマップを示すことで、全従業員に対する目標の浸透を図りました。
その後、篠原秀士常務が今年度の業績を基にし、2025年までの業績計画と主な設備投資計画について説明しました。
最後には各部署の担当役員から上半期の業績報告、振り返りと合わせて、以下の通り報告があり、中間報告会を締めくくりました。
■物流営業部(担当:枝廣直秀常務)
・現段階における目標の達成度
・5つの目標「利益の上昇」「貨物増加」「営業強化」「ペーパーレス推進」「法令遵守」
・新設した東京事務所の現状報告と今後の期待
■物流事業部(担当:宮本秀士取締役)
・社内ビジョン中の「安全」に対する解釈
・「安全が最優先」再周知と徹底
貨物、輸送、作業も安全を意識
「大丈夫だろう」から「危ないかもしれない」へ意識の切り替え
■総務部(担当:篠原秀士常務/天野光樹部長)
・初の試みとなった電気自動車の導入
・4年ぶりにファミリーデーを開催
・業務を効率化させるための労務や新しいシステム導入、プログラム開発などの取り組み
・サステナビリティへの取り組み
CO2排出量の現状、太陽光発電量の実績の報告
発電量上昇のための太陽光パネル洗浄施策・EV推進・エアコンの入れ替え検討
■神原ロジスティクス株式会社について
1978年設立の前身企業、常石ポートサービスより継承した物流事業を展開。海上輸送、通関、倉庫保管のほか、国内の陸上輸送など、総合的な物流サービスを提供。倉庫から店舗へのジャストインタイム納入や、倉庫での検品や修理も担い、荷主企業様の効率的な物流を支えています。さらに、NVOCC業者として、日本各地の港と中国・東南アジアを始めとした世界各国を結び、多様なサービスを組み合わせ、それぞれのお客さまに最適な物流ソリューションを提供しつづけています。
URL: https://www.kambara-logistics.com/
代表取締役:宮﨑 裕司
事業内容:通関業、倉庫業、貨物自動車運送業、貨物利用運送業、船舶代理店業
創業:1978年(昭和53年)
資本金:3,000万円
従業員:127人(2023年3月時点)
支店・事業所:阪神事務所、東京事務所
取扱貨物の実績:アパレル、雑貨、造船資機材、各種機械装置、危険品貨物