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神原ロジスティクス 自社の脱炭素への取り組みについて報告

2023年9月11日

[企業動向] [調査・報告]

神原ロジスティクス 自社の脱炭素への取り組みについて報告

福山物流センターの屋根に設置された太陽光パネル

神原ロジスティクスは、8月25日に開催された常石グループサステナビリティ委員会で、自社の脱炭素への取り組みについて報告をしました。

グローバルに事業を展開する常石グループでは、地球環境や社会課題への対応を経営の最重要事項のひとつとして捉え、サステナビリティ委員会を定期的に開催しており、委員となる各社の社長は、グループ の「サステナビリティ推進基本方針」に基づき、同委員会において、環境問題に対する自社の活動報告や意見交換を行う場を設けています。

報告の冒頭、物流業界における脱炭素の取り組み状況について紹介し、運輸業と倉庫業におけるCO₂排出実績を踏まえ、今後の目標達成に向けてCO₂排出削減が重要な経営課題であることを示唆しました。

さらに、当社における脱炭素への取り組み事例を報告し、屋根に設置されている太陽光パネルによる再生可能エネルギーの利用、倉庫内で活用している電動フォークリフト、事務所内や物流センター内における照明のLED化、2023年上半期に電気自動車導入など、神原ロジスティクスが取り組むCO₂削減施策を挙げ、今年度以降に実施を予定している省エネ型エアコンへの全面代替、コンテナデバンニング作業における省力化機器の導入、脱炭素アイデアの社内募集、ペーパーレス化推進や節電の見える化など、省エネ化・効率化に向けて全社が積極的に取り組んでいくことを発表しました。

最後に2050年までのロードマップを示しつつ、削減すべき CO₂排出量の具体的な数値、今後の環境への取り組みや検討案などを説明し、報告を終えました。

今回の報告内容は後日、サステナビリティ委員会より「会社全体でサステナビリティへ高い意識が持たれている」とコメントがありました。

当社は、脱炭素社会の実現とSDGsの目標達成に向け、環境に対する高い意識を持ちながら積極的に社会貢献を続けていきます。そして、これからも『地域・社会と共に歩む』という価値観を大切にしながら挑戦し続け、『社員の幸せのために事業の安定と発展を追求する』の実現を果たしていきます。

■神原ロジスティクス株式会社について
1978年設立の前身企業、常石ポートサービスより継承した物流事業を展開。海上輸送、通関、倉庫保管のほか、国内の陸上輸送など、総合的な物流サービスを提供。倉庫から店舗へのジャストインタイム納入や、倉庫での検品や修理も担い、荷主企業様の効率的な物流を支えています。さらに、NVOCC業者として、日本各地の港と中国・東南アジアを始めとした世界各国を結び、多様なサービスを組み合わせ、それぞれのお客さまに最適な物流ソリューションを提供しつづけています。
URL: https://www.kambara-logistics.com/
代表取締役:宮﨑 裕司
事業内容:通関業、倉庫業、貨物自動車運送業、貨物利用運送業、船舶代理店業
創業:1978年(昭和53年)
資本金:3,000万円
従業員:127人(2023年3月時点)
支店・事業所:阪神事務所、東京事務所取扱貨物の実績:アパレル、雑貨、造船資機材、各種機械装置、危険品貨物