トピックス
神原ロジスティクスは8月6日~9日、従業員総会 中間報告会を動画配信で開催しました。
はじめに、枝廣社長より事業方針と、年始に発表した成長への取り組みの三本柱、
1. フォワーディングの強化・拡張
2. 新規貨物の獲得・中継保管拠点引き合いへの対応
3. 海運グループ下の物流グループ形成・関係強化
など各項目に対する進行状況について報告がありました。物流業界における2024年問題も考慮した今後の展開として、日本の地方港各所に協力会社があり、多くの港で取り扱いが可能という強みを生かして、地方のネットワークを拡大していくという目標を定めました。
続けて、3月と6月に実施した、経営陣と従業員代表者による意見交換による結果の報告が行われ、その中で出た現場での接客スペースの設置やドライバーへの空調服支給といった意見が実現に至ったことが報告されました。下半期に向けて全従業員で知恵を出し合い、前向きに協調して丁寧に業務を進めていきましょうと締めくくりました。
続けて、総務部の篠原常務、物流営業部の瀬尾執行役員、物流事業部の宮本取締役から各部署の上半期の業績報告と振り返り、下期の目標などが報告されました。上半期のトピックスである阪神事務所の移転や、テント倉庫の増築、省力化機器の導入といった事柄を報告し、下期も目標に向けて引き続き取り組んでいき、安全性品質の向上、顧客の期待に応え、選ばれる人であり続けていきましょうと従業員を激励しました。
総務部の報告では上半期のトピックスを挙げながら、会社全体の機能を円滑に保つための取り組みや業務効率化のための既存システム機能改善、新システムの導入といった取り組みを報告しました。
サステナビリティへの取り組みでは、CO2排出量の現状と前年までの比較、太陽光発電量の実績の報告が行われました。太陽光パネルの洗浄による発電効率の上昇、エアコン更新工事などの取り組みによって少しずつCO2排出量が減少していることが報告されました。会社規模の拡大や、取り扱い案件の増加をさせればどうしてもCO2排出量は増えざるを得ず、その中でいかにして排出量を減らすかという難しい課題を抱えていますが、小さなことにも目を向け地道に取り組んでいくという目標が掲げられました。
■神原ロジスティクス株式会社について
1978年設立の前身企業、常石ポートサービスより継承した物流事業を展開。海上輸送、通関、倉庫保管のほか、国内の陸上輸送など、総合的な物流サービスを提供。
倉庫から店舗へのジャストインタイム納入や、倉庫での検品や修理も担い、荷主企業様の効率的な物流を支えています。
さらに、NVOCC業者として、日本各地の港と中国・東南アジアを始めとした世界各国を結び、多様なサービスを組み合わせ、それぞれのお客さまに最適な物流ソリューションを提供しつづけています。
URL: https://www.kambara-logistics.com/
代表取締役:枝廣 直秀
事業内容:通関業、倉庫業、貨物自動車運送業、貨物利用運送業、船舶代理店業
創業:1978年(昭和53年)
資本金:3,000万円
従業員:125人(2024年4月時点)
支店・事業所:阪神事務所、東京事務所
取扱貨物の実績:アパレル、雑貨、造船資機材、各種機械装置、危険品貨物