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神原ロジスティクス 2025年度従業員総会を開催 ~顧客の声に耳を傾け、お互いに信頼し合える環境を築く~

2025年3月19日

[トピックス] [企業動向]

神原ロジスティクス 2025年度従業員総会を開催 ~顧客の声に耳を傾け、お互いに信頼し合える環境を築く~

神原ロジスティクスは2月19日~26日、従業員総会を動画配信で開催しました。本総会は、従業員が会社の現状や今後の方針を理解し、一体感を深めることを目的としています。経営陣からの直接のメッセージを受け取ることで、各部門の役割や成長戦略を共有し、さらなる企業発展に向けた意識を高める貴重な機会です。
総会では、枝廣社長をはじめ、各担当役員が新体制や今後の取り組みについて説明しました。

■新体制と成長戦略について
枝廣社長は、新しい役員体制と事業部門について報告したほか、事業方針と今後の取り組みについて説明しました。

【成長戦略三本柱と今後の取り組み】
① フォワーディングの強化・拡張
→同業者のM&A
②新規貨物の獲得・中継保管拠点引き合いへの対応
→箕沖国際倉庫の建て替え検討
③海運グループ下の物流グループ形成・関係強化
→日本の各地方港に協力会社があり、多くの港で取り扱いが可能という強みを生かして、
地方港のネットワークを拡大する

―枝廣社長コメント―
「小さなミスを見過ごしているとやがて大きなミスになっていきます。一度失った顧客の信頼を取り戻すのは容易ではありません。だからこそ、ミスを見過ごさず、人のせいにせず、顧客のせいにせず、反省をして対策を講じることで、未然に防いでいくことが大切です。顧客の声に耳を傾け、お互いに信頼し合い、率直に話し合える環境を築いていくことが重要です。顧客の期待に応え続けるために、【選ばれる会社・人であり続ける】というビジョンを一人ひとりが意識して実行すれば良い結果になると思います。もう一度基本に立ち返って丁寧に仕事に取り組んでいきましょう」


■業績と設備計画について

天野執行役員は、常石グループ全体の業績や自社の業績と主な設備投資計画について報告しました。物流営業部と物流事業部からは1年間の業績の振り返りと今年度の目標について説明し、将来的な事業拡大の一環として、箕沖国際倉庫の建て替えに関する検討案についても触れました。

―物流事業部 山下執行役員コメント―
「AEO事業者としての基本事項はセキュリティとコンプライアンスです。その品質の維持・向上は意識的に行っていかなければなりません。『選ばれる会社・人であり続ける』ためには適切な貨物の取り扱いが大前提です。漫然と作業せずプロ意識を持って顧客の期待を実現していきましょう」


■業務効率化、サステナビリティの取り組みについて

総務部は、会社全体の機能を円滑に保つための取り組みや業務効率化のための新システム導入の取り組みを紹介しました。また、サステナビリティに関する発表では、昨年度の取り組みや、太陽光発電量の比較が示され、今年度は太陽光パネルの洗浄で発電効率の向上を図ることや、さらなるペーパーレス化を目指して新システムの導入検討を進めることが報告されました。

本総会全を通して、従業員は会社の成長を支える一員としての自覚を深めました。
神原ロジスティクスは地球温暖化防止のため、2030年までに自社活動におけるCO2排出量20%削減を目指すと共に、会社の成長、発展につながる取り組みを継続してまいります。

■神原ロジスティクス株式会社について
1978年設立の前身企業、常石ポートサービスより継承した物流事業を展開。海上輸送、通関、倉庫保管のほか、国内の陸上輸送など、総合的な物流サービスを提供。
倉庫から店舗へのジャストインタイム納入や、倉庫での検品や修理も担い、荷主企業様の効率的な物流を支えています。さらに、NVOCC業者として、日本各地の港と中国・東南アジアを始めとした世界各国を結び、多様なサービスを組み合わせ、それぞれのお客さまに最適な物流ソリューションを提供しつづけています。
URL: https://www.kambara-logistics.com/
代表取締役:枝廣 直秀
事業内容:通関業、倉庫業、貨物自動車運送業、貨物利用運送業、船舶代理店業
創業:1978年(昭和53年)
資本金:3,000万円
従業員:125人(2025年1月時点)
支店・事業所:阪神事務所、東京事務所
取扱貨物の実績:アパレル、雑貨、造船資機材、各種機械装置、危険品貨物